錆びない銀

ゲームを歴史という観点から見たい

第1部クリアからFGOを振り返る◆Fate/Accel Zero Order

特異点Fの記事を書いたときから気になっていた、「Fate/Zero」コラボ。

FGOFate/Grand Order)にてイベント復刻が来ました!

 

待ってたよ、期間限定イベント「復刻版:Fate/Accel Zero Order -LAP_2-」!!!

 

というわけで特異点Fで気になっていたことも含めて、第1部クリアの視点から見直してみたいと思います。

特異点Fについては以下をどうぞ。

 

 

以下にはFGOの第1部「終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン」まで及び「Fate/Zero」のネタバレがふんだんに盛り込まれています

全てをクリアしているか、もしくは未クリアでもネタバレを踏み抜きたい方のみご覧ください。

 

この先にはネタバレが含まれます。

まだ見たくないという方は早急に引き返してくださいね!

 

 

アバンタイトル

 

イベントの復刻は、カルデアの背景が出てきてロマニが話し始めるだけで、涙腺に来ます。

 

さて、Fateでの並行世界(平行世界)の話に切り込んできました。

 

 

詳細は「FGOから入った方へFateシリーズをおすすめ【その1】」と【その2】に書いていますが、長いので要約します。

 

Fateシリーズは並行世界の物語です。

前日譚ともいえる「Fate/Zero」も、そのまま「Fate/stay night」に繋がっているわけではありませんし、2032年の物語である「Fate/EXTRA」にも繋がってはいません。

 

Fate/Apocrypha」や「コハエース」内の「Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚」も、第三次聖杯戦争が分岐点の、違う並行世界の物語です。

 

ちなみに並行世界と平行世界は特に区別されていないようです。

FGOでは並行世界と記述されているので、以下はそちらにならいます。

 

そしてこの「Fate/Accel Zero Order」では、FGO世界の立ち位置について、かなり重要な記述がいくつかあります。

ということを踏まえて、アバンタイトルから振り返っていきましょう。

 

カルデアスの観測はさまざまな可能性が入り乱れたものに。

英霊召喚システムフェイトもかなり緩いと思っていましたが、人理焼却後のカルデアスの観測自体、緩いというか逆にすごいことになっていました。

 

エルメロイⅡ世がいた世界、「Fate/Zero」から繋がる並行世界では、カルデアスは存在しなかったのではないかとロマニ。

FGO世界がZero→stay night軸から相当離れているということかな。

 

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めちゃくちゃ大事ですね。こんな大事なことイベントで言っているのか。

編纂事象と剪定事象については第2部でも説明がありますが、この辺りわかっていると理解しやすいと思います。

 

FGO世界も編纂事象だという説明です。

ロマニのこのセリフは、編纂事象じゃないとサーヴァントは召喚できないということですね。

 

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マスターに聞かせる話でもないとエルメロイⅡ世に言われていますが、第2部で盛大に巻き込まれています。

 

英霊しか知らないはずの世界の仕組みを、ロマニは知っていました。

彼の正体を考えると納得です。英霊だったわけですし。

裏を返せば生きている人間は知り得ない情報ということですね。

 

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「第1部クリアからFGOを振り返る◆プロローグ~特異点F」で触れた、FGO世界では2004年の聖杯戦争が1回目という話。

これがソースですね!!!

 

イベントが出た時点でのカルデアの記録なのでは、とも思いましたが、ロマニがあんなの5回もと驚いているので本当に1回目っぽいです。

 

FGOの世界はどこから枝わかれしているのでしょう。

聖杯戦争も第一次~第四次までまるきり存在しないことになります。

大聖杯は同じものなのでしょうか。

 

どうして今まで聖杯戦争が起きなかったのでしょう。

 

Fate/Accel Zero Order」のように、何かがずれているからそういう結果になったのだと思うのですが。

御三家に事情があって聖杯戦争ができなかったとか。

 

エルメロイⅡ世の言う、3度目以降儀式とは言いがたい代物に変質しているということ。

多くのFate作品の分岐点となっている、第三次聖杯戦争ですね。

 

Zero→stay night軸ではアンリマユが召喚されたことにより、聖杯は泥に汚染されてしまいます。

その後の第四次聖杯戦争、第五次聖杯戦争でもその影響が濃く残されていました。

 

イベント前のアバンタイトルですが、情報の密度濃すぎ!

1部クリアして振り返るとめちゃくちゃおもしろいですね。

 

冬木を知る男~武力介入

 

この状況、実際ロード・エルメロイⅡ世はチート。

全ての情報が手の中にあり、疑似サーヴァント化しているので無双できるという。

結局彼の策通りには進まないのですが。

 

エルメロイⅡ世の別世界では聖杯戦争が普遍化したというセリフ、これは「Fate/Apocrypha」の設定です。

あの世界では聖杯戦争もどきが一般化しています。

 

大聖杯も汚染されていないので、あの世界の魔術師にとっては、確かに衝撃的かもしれません。

 

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え??

 

確かに人理焼却後はいろいろ混線しているみたいですが、特異点Fが発見されたのはプロローグの前です。

 

カルデアスの観測とは、さまざまな並行世界の可能性を拾うものなのでしょうか?

人理焼却のせいではなくそういう仕様? バグ??

 

特異点Fにいたサーヴァントといい災害後の状況といい、これで説明はつきます。第五次聖杯戦争完遂後。

どうして特異点Fが現れたのか、やはり大いに謎ですね。

 

アイリが男性なのに長髪だから怪しいというセリフ、他にもいろいろあるでしょうっていう。突っ込みどころです。

 

聖杯戦争では別に魔術師は殺さなくても良いのですが、殺した方が攻略上楽です。サーヴァントよりも非力なマスターを狙う方が、どう考えても効率的なので。

最初のFateシリーズである「Fate/stay night」でも、そう説明がありました。

 

ロマニの他の魔術師を殺してまでという発言ですが、ソロモンは殺したのだろうなあ。

そちらの方が効率的ですし、マリスビリーの言葉に逆らわず従ったのであろうことが、何となく窺えてしまいます。

 

そしてマリスビリー・アニムスフィアという魔術師も、それを推進する人間だったのでしょう。

カルデアの非道な実験もありますし、終局特異点でもソロモンにそんなことを言われていました。

 

アニムスフィア家が関わったという事実を残したくなかったみたいなので、参加者は消すしかなかったのも理由でしょうか。

 

詳細は第六特異点だったかと思いますが、2004年のFGO世界での聖杯戦争はセイバーが勝利したことにして、事実を隠蔽したという情報がありました。

 

これもよくわからないです。

だってセイバーのマスターが生存していてマリスビリーと取引しないと、成り立たなくないですか?

 

もちろんセイバーが勝ったことにするのは簡単でしょうが、その場合勝者のマスターが亡くなっているということはあり得るのでしょうか。

あ、でも、願いの内容によってはその後世界に存在しなくても良いのかな……?

 

Fate/Accel Zero Order」に戻ります。

目的が提示されました。

 

3騎のサーヴァントを残して戦線離脱させること。その3騎はセイバー、ランサー、ライダーにすることです。

こうすることで聖杯は完成せず、器だけを確保できます。良いとこ取り。

 

まあ上手くいかないのですがね!!

計画の時点では完璧に見えます。さすがエルメロイⅡ世。

 

セカンドオーナー~謎の暗殺者

 

ロンドンでは凛の後見人となっているエルメロイⅡ世。

ともに冬木の大聖杯を解体する大事業に取り組むことになります。

 

彼女の父親はというセリフ、ウェイバーではなく、エルメロイⅡ世としての言葉ですね。

 

結界の要石を壊すことに、ロマニは驚いています。

2004年のFGO世界での聖杯戦争では壊さなかったのかな。いや、壊したよね、たぶん。

 

詳細が全く語られていないのでわかりませんが、同じシステムであれば御三家は参戦してきますし。

そうなると遠坂家とも敵対していたでしょう。

 

ソロモン、他の魔術師は殺しているっぽいのですが。

それを考えるとキリがなくて、他の魔術師とは一体誰だったのでしょう。

御三家とは敵対していたのでしょうか。

 

ケイネス先生本当に良いキャラしていますね。

エルメロイⅡ世、盛大にホラを吹いていきます。

 

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エルメロイⅡ世は、時間軸において誰にも観測されていないできごとは言えない、と言っています。

 

レイシフトができるのはあくまで特異点排除のため。

もしくは人理焼却後で抑止力が働かないからセーフなのでしょうか。

 

「【Fate坂本龍馬について歴史から見てみる」で抑止力についてはちょっと疑惑が……。

 

Fate/Accel Zero Order」でのディルムッド、活き活きしてるなー!

マスターと仲違いすることもなく、ディルムッドにとっても良い結果なのかもしれません。

セイバー実装もおめでとう!

 

黒歴史は我慢ならないもの。わかります。

ライダーとウェイバーくんの主従関係、相変わらず最高です。

アイリとセイバーのペアも良い感じです。

 

マシュが円卓の騎士というのは、最初からほのめかされていました。

第四特異点ではモードレッドも気付いていましたし、アルトリアも気付かないわけがありません。

 

でもこれ、バーサーカーランスロットはわからなかったのか。つらい。

 

孔明の罠

 

時計塔内部での派閥争いはすごいものがあります。

それはともかくエルメロイⅡ世のケイネス評が笑える。

 

実力もあって切れ者の一面もあるケイネス先生、好きです。

自分が戻らなかったということに気が付いてしまいます。

 

エルメロイⅡ世の、私が目指したロードという言葉も本心でしょう。救えるなら救いたいのだろうなあ。

 

この世界で誰かを救済したとしても、それはこの場限りのもの。

死者は死者のまま、悲劇は悲劇のままとロマニは言います。

 

無意味なのだという言葉に対し、それがどうしたと言えるのがロード・エルメロイⅡ世の、もっと大きくいってしまえば人間の強さなのでしょう。

 

2004年のFGO世界での聖杯戦争の様子が、何となくわかってしまいます。

より単純で手間の掛からない方法で、ソロモンは勝ったのでしょう。

 

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自己満足とエルメロイⅡ世は言いますが、マシュと主人公の答えはこう。

その信念で第2部でも行動しています。

 

ところでプレイヤー視点ではなく、主人公としては、現時点でどこまでわかっているのでしょう。説明あったのかな。

サーヴァントを信頼しているという一点で、エルメロイⅡ世に軍師してもらっているのかもしれない。

 

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う~~~んこれロマニう~~~~~ん。

人間の自由について、ロマニはずっと考えているのでしょうか。

その答えが終局特異点のセリフか。

 

聖杯問答~廻る聖杯回収

 

ただの飲み会、「Fate/Zero」でも驚きの場面でした。

もう既にガタついていますが、エルメロイⅡ世のプランがどんどんとずれていきます。

 

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エルメロイⅡ世の愕然とした顔はかわいそうではありますが、ライダーならこうですよね!

聖杯戦争を壊そうとしているカルデア側の排除という、理由も明快で納得です。

 

特異点について、エルメロイⅡ世による答え合わせが始まります。

特異点の原因は悪に犯された大聖杯が確実に起動してしまうこと。

 

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聖杯の器としてのホムンクルスが完成にいたり、大聖杯が起動目前になってしまった。「Fate/Zero」とずれている部分です。

 

それこそが抑止力を発動させた、というのがエルメロイⅡ世の見解です。

恐らく正解でしょう。

 

桜も救われている優しい世界です。

良かった。

 

イスカンダルのデコピン良いなあ。

ゾォルケンはとっくの間に正気ではないですよね。

 

現在は間桐臓硯と名乗っていますが、元の名前はマキリ・ゾォルケン。

 

500年ほど生きている魔術師で、第四特異点では「M」として登場しました。

第四特異点は魔術王の登場があり、ゾォルケンの印象はやや薄まってしまっていますが。

 

疑似サーヴァントとはいえ、エルメロイⅡ世はこれ本当に大丈夫なのでしょうか?

ICU送りで絶対安静。やばい。

 

アルトリアとディルムッドに認められるウェイバーくん、熱い。

もしかしなくても、アルトリアはランスロットの正体に気が付いていませんよね、これ。

 

Fate/Accel Zero Order」はサーヴァントとのお別れがあっさりしていて、もう少し余韻がほしくなります。

一言は寂しい。

 

アイリはカルデアへ。

ロマニのセリフからすると、2004年のFGO世界での聖杯戦争では、小聖杯は人の形をしていなかったっぽい。

 

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抑止力については他作品でも言及がありますが、目下気になるのはグランドサーヴァントです。

 

現段階での情報によれば、そして私の見解が正しければですが、グランドサーヴァントも抑止力の一種です。人類悪、ビーストに対する抑止力。

 

そう考えるとロマニのセリフは自虐というか何というか。

情報が出ていなさすぎて断言はできませんが、人理焼却後で抑止力が働かないときでも登場するグランドサーヴァント、やはり特殊な位置にいるということですね。

 

マシュはマスターがいてこそ戦えると言っていますが、終局特異点まで、彼女はそのスタンスを貫きました。

 

残ったアサシンは抑止力として、アンリマユと戦います。

アイリはアサシンが帰ってしまったと言っているので、戦った後の話になるのでしょうか。

四元素のアイリ退治でそのままイベント終了なのが、初期のイベントという感じです。

 

AZOでわかった点と疑問点まとめ

 

FGOの世界

編纂事象である。

人理焼却後は抑止力が働かない。

 

2004年の聖杯戦争

FGO世界ではこれが1回目の聖杯戦争である。

なぜ今まで聖杯戦争が行われなかったのか。AZO同様に、何かずれがあったのではないか。

勝利者のマリスビリーとソロモンは恐らく他の魔術師を殺している。

小聖杯は人型ではなかった。

 

特異点F

ロード・エルメロイⅡ世の推測だが、第五次聖杯戦争が完遂された後の冬木市なのではないか。

 

Fate/Accel Zero Order

特異点になった原因は、泥に汚染された大聖杯が確実に起動してしまうこと。

Fate/Zero」とずれ、第四次聖杯戦争で聖杯の器としてのホムンクルスが完成し、大聖杯が起動目前になってしまったので、抑止力が発動した。

特異点の聖杯反応はアイリ。

 

疑問点

2004年の聖杯戦争にて他の魔術師とは誰だったのか。御三家は入っているのか。

 

まとめてみました。

特異点Fについては少しすっきりしました。第五次聖杯戦争の完遂、なるほど。

 

まだまだわからないことだらけなので、第2部に期待です。

特に2004年の聖杯戦争について。それからグランドサーヴァントについて。

 

Fate/Accel Zero Orderを振り返って

 

少し理解が深まったところもあり、謎が深まったところもあります。

編纂事象や剪定事象について説明があったので、第2部もよりわかりやすくなったのではないでしょうか。

 

特異点Fについてはわかりやすくなりました。

逆に疑問も増えましたが。

 

2004年の聖杯戦争というかマリスビリー・アニムスフィアについては、2部のどこかでがっつり触れられると思うので、楽しみにしています。

死因も謎でしたものね。

では、錆でした。

 

画像はスマートフォンアプリ「Fate/Grand Order」より引用。