錆びない銀

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【FGO】ミドラーシュのキャスターについて歴史から見てみる

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FGOFate/Grand Order)の人物とか時代とかを歴史的に見てみようシリーズを書きたいと思います。

 

初回は誰にしようか散々迷って、福袋で来てくれた沖田さんにしようと思っていたのですが、コハエースの沖田さんがいまいちよくわからなくてですね……。

中途半端な記事になるくらいならやめておこうと思って、この方に。

 

ミドラーシュのキャスターです。

 

初のサーヴァント紹介記事なのに折り畳みです。

初心者さん向けの記事書いてるくせに、ごめんなさい! ぜひクリアしてから読んでください。

 

以下にはFGOの第1部及び1.5部「亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」のネタバレがふんだんに盛り込まれています

全てをクリアしているか、もしくは未クリアでもネタバレを踏み抜きたい方のみご覧ください。

 

これから先は1部、1.5部「亜種特異点Ⅳ 禁忌降臨庭園 セイレム 異端なるセイレム」のネタバレありです。

引き返すなら今の内です。

 

 

ミドラーシュのキャスターの正体

 

 

セイレム実装勢は真名バレバレですね。どちらも宝具見れば一発です。

シバの女王も、セイレムの劇中劇で出てきたときにこれはシバの女王だなと思いましたし、一緒に戦闘してその節で真名解放でした。

 

ちなみにミドラーシュとは聖書解説とのことで、詳細はwikipediaをご覧ください。この言葉も知っていれば、なおさら真名がモロバレ。

 

ミドラーシュ - Wikipedia

 

初出はFGOで、☆4のキャスター

セイレムにて近未来観測レンズ、シバが召喚したサーヴァントだということが判明しました。

 

シバレンズを作ったのがレフ・ライノールで、彼がフラウロスだということを考えると、1部と1.5部は本当にソロモンとその仲間達の物語だなっていう。

 

ちなみに私は「【2017大晦日Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-について感想」でもいっていますが、2部でもソロモンが関わってくると思っています。

弟子絡んでくるみたいですし。

 

そういえば「Fate/Grand Order material IV」読みました? 私は読みました!

ソロモンの因縁キャラの項目にギャラハッドがあって、あの内容は、2部にギャラハッドが出てくるならソロモンも来るだろうと!

これは話し始めると長くなるのでこの辺で。

 

気になる方はぜひ購入してみてください。

個人的な「Fate/Grand Order material」全体の感想ですが、イラストを描く方やサーヴァントのデザインが気になっている方は、ぜひどうぞ。

1冊にぎゅっと情報がつまっていて、いろいろなサーヴァントが見られるのも嬉しいです。

 

ただし文章として見ると、1騎ずつの情報量は多くありません。

ゲームでは見られない情報を確認できるので、それはものすごいポイントですが、あっさり読み終わってしまうかも。

 

FGOでのシバの女王

 

173cm、59kgという設定で高身長女子ですね。ダの人より身長が高いことから、幕間の物語「針の穴を通るより難しい」ではいろいろありました。

アビゲイルシバの女王の、ダビデに対する態度が笑えてしょうがない。

 

Fate/Grand Order material IV」で明かされたソロモンの身長とも、そんなに変わりがないです。

というかソロモンとロマニで身長違うのは、ロマニ伸びたの? それともロマニの設定はあくまでアニメ用のもので、実際は違ったのか。

 

シバの女王未来視持ちだったことで、Fate千里眼がますますよくわからなくなりました。

未来が見られるってギルガメッシュと同じだと思うのですが、違うの? シバの女王については千里眼って言葉が一度も使われていないです。どうしてだろう。

 

千里眼って特に人数が明記されたことはないのですよね。

 

FGO以前ではマーリンの説明でしょうか。マーリン以外に、より上位の千里眼の持ち主がいて、国と一緒に滅びたというのがあったはず。

たぶん「Garden of Avalon - glorious, after image」だったと思うのですが、ちゃんとした出所が思い出せない。ニュアンスはこんな感じだったはず。

 

より上位の千里眼の持ち主というのが、ギルガメッシュでありソロモンです。じゃあシバの女王は? っていう。

 

属性は中立・善。属性と一括りにしましたが、中立というのは重んじる方針、善というのは個人的な性格のことです。

 

属性については、性格の不一致は問題ないけど、方針が違えば軋轢が生じるってことくらいしか、公式から情報が提示されていません。

秩序・善や混沌・悪はわかりやすいのですが。

 

中立・善のサーヴァントといえば、例えばイスカンダルやスカサハが挙げられます。何となく感じが掴めるでしょうか。

 

王様や人の上に立つ系サーヴァントといえば、秩序・中庸が多いです。

これはわかる気がします。秩序を重んじるけれど、王様をやっていく上できれいごとではできないという。

 

シバの女王が秩序は重んじないっていうのが、よくわかりません。

商売っ気があるっていうこと?

 

隠し属性は人

隠し属性については、後述する出自から天でも良いのではと思ったのですが、改宗して神に仕えたので元から天ってわけではないのかな、と解釈してみました。

 

構成はQ1、A2、B2。キャスターといえばA3枚が多い気がするので、ちょっと珍しいです。

ゲーム的にはNP貯めての宝具回転率が良いらしいです。らしいっていうのは、うちにはいないのでわからないから!

 

宝具は「三つの謎かけ(スリー・エニグマズ)」というアーツ単体攻撃。敵の防御力、攻撃力、HP回復量にデバフも掛かります。

 

スキルは王様お馴染みの「カリスマ」、クリティカルアップに無敵貫通が付けられる「精霊の目」、全体のアーツバスターアップができてスター獲得もできる「魔神の叡智」という構成です。

使いやすそう。

 

筋力はD。あれ、どこかの誰かさん筋力Eだったな。

Fateではマスターによってステータスに補正が掛かるので何ともいえませんが。でもマリスビリーが召喚したから筋力Eってわけでもなさそうだな、ソロモン。

 

再臨とスキル上げに、「宵哭きの鉄杭」が大量に必要なのがキツそうです。再臨ですら24本要求してくるのか。

 

シバの女王を聖書から見てみる

 

シバの女王ですが、真名解放といっても俗称みたいなもの。ボイスでも触れられていましたが、本名は告げられていません。

 

それは聖書内の記述にしてもそうで、ぶっちゃけ登場もごくごく短く、謎だらけの国と女王様です。

Fateの英霊は、史実じゃなくても伝説・伝承となっていれば良いので、その点では心配いりませんね。

 

現代に住む私達ですらシバってどこ? シバの女王って何者? と思うのですから、当然昔の人だってそう思ったわけで、そこからまた彼女の伝承が作られていきました。

 

シバの女王が出てくるのは旧約聖書の「列王記上」と「歴代志下」です。文中を語句検索してみるとよくわかりますが、本当に短いです。

あまりにも短いので引用します。まずシバの女王が訪ねてくる場面です。

 

著作権保護期間が終了した旧翻訳版の聖書を公開してくださっている方がいるので、こちらもリンクを貼っておきます。これはありがたい。

 

 

10:1シバの女王は主の名にかかわるソロモンの名声を聞いたので、難問をもってソロモンを試みようとたずねてきた。
10:2彼女は多くの従者を連れ、香料と、たくさんの金と宝石とをらくだに負わせてエルサレムにきた。彼女はソロモンのもとにきて、その心にあることをことごとく彼に告げたが、
10:3ソロモンはそのすべての問に答えた。王が知らないで彼女に説明のできないことは一つもなかった。
10:4シバの女王はソロモンのもろもろの知恵と、ソロモンが建てた宮殿、
10:5その食卓の食物と、列座の家来たちと、その侍臣たちの伺候ぶり、彼らの服装と、彼の給仕たち、および彼が主の宮でささげる燔祭を見て、全く気を奪われてしまった。

 

口語訳聖書 - 列王紀上より引用

9:1シバの女王はソロモンの名声を聞いたので、難問をもってソロモンを試みようと、非常に多くの従者を連れ、香料と非常にたくさんの金と宝石とをらくだに負わせて、エルサレムのソロモンのもとに来て、その心にあることをことごとく彼に告げた。
9:2ソロモンは彼女のすべての問に答えた。ソロモンが知らないで彼女に説明のできないことは一つもなかった。
9:3シバの女王はソロモンの知恵と、彼が建てた家を見、
9:4またその食卓の食物と、列座の家来たちと、その侍臣たちの伺候振りと彼らの服装、および彼の給仕たちとその服装、ならびに彼が主の宮でささげる燔祭を見て、全く気を奪われてしまった。

 

口語訳聖書 - 歴代志下より引用

 

「歴代志」というのは、「列王記」などを元にして編纂されている書物なので、内容が被っています。

 

シバについてもシバの女王についても記述が少ないですが、荷をラクダに負わせて持ってきたという箇所だけは、彼女の出身について何となく触れられている部分です。

 

FGOでもラクダ飼いたがっていましたね。ただしヒトコブラクダに限る。

 

これ何でかなと思ってググったら、フタコブラクダって生息地が違うのですね。

フラコブラクダは主に中国北西部とモンゴル、ヒトコブラクダがアフリカやアラブなど。

そりゃあシバの女王が馴染み深いのは、ヒトコブラクダでしょう。

 

この後は「列王記上」と「歴代志下」共にシバの女王のセリフとなり、間を挟み、帰る場面です。

 

10:13ソロモン王はその豊かなのにしたがってシバの女王に贈り物をしたほかに、彼女の望みにまかせて、すべてその求める物を贈った。そして彼女はその家来たちと共に自分の国へ帰っていった。

 

口語訳聖書 - 列王紀上より引用

9:12ソロモン王は、シバの女王が贈った物に報いたほかに、彼女の望みにまかせて、すべてその求めるものを贈った。そして彼女はその家来たちと共に自分の国へ帰って行った。

 

口語訳聖書 - 歴代志下より引用

 

FGOのプロフでは出典に新約聖書とありますが、これは本人の活躍ではなく、改宗した人の例として挙げられているのみなので、省略します。

新約聖書では南の女王という書かれ方をしており、エルサレムの南方から来たということになっています。

 

香炉を出すのは、香料を大量に持ってきたっていう逸話を引っ張ってきているのかな。

 

来て喋って帰る、というだけの記述です。

旧約聖書では、3つの問い掛けというわけでもないです。具体的な数は出てきておらず、ソロモン王は全てに答えたとだけ書かれています。

 

とにかく謎の人物です。史実でいたかもしれないし、いなかったかもしれない、謎の国の謎の女王。

だからこそ人を惹き付けるのでしょうか。

彼女についてはさまざまな伝承が後から追加されていきます。

 

シバの女王が毛深いという話

 

シバの女王が毛深いという話はいくつか出てきます。

なんちゅう伝承を残してるんじゃ、とは思いますが、ケモ耳に関わることなので続けます。

個人的な推測ですが、最初は毛深いという話だけだったのだと思います。

 

そもそも旧約聖書っていつ書かれたんだっていう話になりがちですが、それは大層難しい問題です。

 

聖書考古学 - 遺跡が語る史実 (中公新書)

「聖書考古学 遺跡が語る史実」長谷川修一著

 

旧約聖書の謎 - 隠されたメッセージ (中公新書)

旧約聖書の謎 隠されたメッセージ」長谷川修一著

 

おもしろい本だったのでリンクを貼っておきます。が、シバの女王は出てきません。Fate関連でいうとモーセとかダビデとか。

 

タイトルの通り、聖書について考古学的にどうかを解説している本です。これは史実じゃないっぽい、時代が違うっぽいってずばずば言ってくれて、いっそ小気味が良い。

旧約聖書っていつ書かれたんだ問題は、この辺りの年代だろうというのが、読めばわかります。

 

ここではバビロン捕囚があって、聖書を含めた宗教の形態が整った、という感じで続けます。大体あの辺りです。

 

旧約聖書には載っていない記述なので、どんどん尾ひれが付いて広まっていったのでしょう。毛深い話。

 

イスラム文化で、シバの女王はジンの娘でありその影響で毛深いということになって、整合性が取られたようです。

ジンっていうのは、要はアラジンのランプの精みたいなものです。精霊や魔神のことを指します。

 

Fateではジン、つまり魔神の娘という設定に。たぶん伝承通り母親がジンという設定でしょう。父親が大臣と。

 

なおケモ耳はイラストレーターさんの趣味のもよう。

FGOケモ耳勢は戦っているとき本当に可愛いですよね。ぴくぴく。

 

手足が見えないデザインなの、偶然かもしれませんが、毛深いって言われているせいかもと思うと可愛いです。

 

ちなみにこの毛深いという話が盛り込まれたバージョンでは、シバの女王が来訪したとき、それを見たソロモンはからかったことになっています。

シバの女王は無視して話を続けたらしいのですが、ソロモン、さすがにデリカシーなさすぎでは。

 

エチオピアシバの女王

 

シバの国はどこだったのか、大きくわけて2つの説があります。

FGOでもプロフィール欄に東アフリカ、アラビア半島南西部という記述があります。

 

実際少しだけ発音の違う国名はあったようです。確定ではありませんが、どちらかじゃないかと言われているみたい。

あったといわれているのはシバの国だけで、史実にシバの女王が存在していたかどうかはわかりません。

 

この内、東アフリカに該当するエチオピアには、シバの女王とソロモンの伝説が残されています。 

 

旧約聖書では会って帰っただけの記述でしたが、こちらは違います。

二人の間には子供ができ、その子であるメネリク1世がエチオピアにてアクスム王国を開いた、という大体そんな感じ。

 

これが真実であるかどうかはともかく、それだけ二人の知名度が高かったのでしょう。

 

Twitterでセイレムの考察が流れてきたときに知ったのですが、ネブカドネザル2世に関する伝承もあるのですね。私これは全然知りませんでした。

つまり、シバの女王とソロモンの間に生まれた子が、ネブカドネザル2世だという。

 

時代的にも宗教的にも全く整合性が取れないのですが、どういうことなのでしょうか……?

ネブカドネザル2世はバビロン捕囚を行った、新バビロニア王国の王様です。

 

Fateではソロモンとシバの女王の間に子供はいるのか

 

史実はもう調べようがないので、問題はここです。

伝説や伝承を取り入れたのが英霊という存在なら、ソロモンとシバの女王はどうなっているのでしょう。Fate的に。

伝承として大きく残っているから、二人の間には子供がいる説をとっているのか?

 

セイレムで見る限り、シバの女王はソロモンに好意的です。恋する女の子って感じですね。

子供の有無はともかく、一夜を共にした的な感じの扱いと思って良いのかな。それとも旧約聖書オンリーで、王と女王として会っただけという扱いなのかな。

 

さすがにわからない。シバの女王は出てきたばかりのサーヴァントなので。

もしかしたら後々わかってくることかもしれません。

 

第1部でシバの女王が登場しなかった理由

 

まず前提ですが、シバの女王は聖杯に託す願いがありません。ダの人と一緒です。

セリフだけで真意はわかりませんが、ここはセリフをもとにして考えます。

 

ということは通常の聖杯戦争では喚ばれないことになります。

カルデアのシステムと陥った状況が特殊なので、FGOでは通常の聖杯戦争では喚び出せないサーヴァントも召喚できています。

 

それを考えると、第1部でもシバの女王は来てもおかしくなかったはず。

第1部の敵がソロモンと仮定されていて、ロマニは仲間にすら正体を明かしていなかったから、ソロモンと会ったことのある自分が行くのはまずいと思ったのかな。

 

他にもいっぱい実装サーヴァントがいたからっていう現実的な理由だな、っていうのはわかっています。うん。

 

ただ、セイレムでも自発的に来たわけではないのです。あくまでシバレンズの召喚。

ロマニのことを知っていたのだから、見ていたことは確かです。

カルデアに来れば直接ロマニと話せたのにね、とちょっと寂しい気持ちになります。会わせてあげたかったな。

 

まだ第1部クリアしていないマスターがミドキャスさん引いたら、擬似的に一緒のカルデアにいさせてあげられるな。

ダビデシバの女王もいるカルデアで指揮を取らなければならないロマニを想像したら、かなり笑えます。頑張れ。

 

ヘブライ語シバの女王

 

宝具に出てくるジンはそれぞれエハッド、シュタイム、シャロッシュ。これはヘブライ語で1、2、3という意味です。

 

エニグマは元は古代ギリシャだそうです。ギリシャ語からラテン語に、ラテン語からヨーロッパ言語に、と伝わっていった言葉のようです。 

「スリー・エニグマズ」っていってるので、これはラテン語由来で伝わった英語でしょう。英語かい。

 

言語でいうと、ダの人の「ハメシュ・アヴァニム」はヘブライ語です。エハッド、シュタイム、シャロッシュ、アルバ、ハメッシュ(ハメシュ)と続きます。ハメシュは5ですね。

ソロモンの宝具は全てラテン語です。

 

民族が離散しているので、ヘブライ語は一時日常的には全く使われなくなります。聖書だけの言語になりました。

それがイスラエルが建国されるにあたり、再び日常語として使用されるように。

 

古代ヘブライ語とは全く同一の言語ではないようですが、とんでもなく期間が空いて、またヘブライ語が話されるようになったっていう。執念を感じます。

そんな理由から、イスラエルには誰でもヘブライ語を学べる学校があります。

 

翻訳を挟むということはそのままの意味ではなくなるということで、宗教と言語は切り離せない関係があります。

 

ユダヤ教ではヘブライ語が使われ、当時のあの辺りの国際語であるギリシャ語訳もされています。

カトリック教会はラテン語を聖なる言語としていました。宗教改革によってようやく各国語訳されていきます。

 

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)

「ふしぎなキリスト教橋爪大三郎大澤真幸

 

こちらもおもしろい本だったのでリンクを貼っておきます。

この本でどうしてギリシャ語じゃなくてラテン語だったのだろうって言ってて、本当になと思いました。

 

当時のあの辺りの国際語はギリシャ語で、そもそも新約聖書って最初はギリシャ語で書かれていたはず。

なぜラテン語になったのかは不明です。

 

何の話だったか着地点を見失いそうですが、本人はヘブライ語を話していたはずのソロモンの宝具がラテン語なのはおもしろいなあ。

絶対にソロモンについて歴史から見てみようと思っているのですが、ひとまずこれだけ。

 

ソロモンもシバの女王同様に、どんどん尾ひれがついて伝承が増えていった人物です。FGOで取り上げている魔術王という側面は、そうやって後世に形成されたもの。

 

後世といっても、ソロモンが悪魔を使役していたという話は、随分前からあったようです。紀元前の書物にもあるらしい。

 

これが、ソロモンが使役していたのは72柱の悪魔という、きちんと整形された伝承になっていったのは中世のころ。

レメゲトン」というソロモンの魔術について記された書物は、大体17世紀に書かれたもののようです。ちなみにラテン語

だからソロモンの宝具はラテン語なのです。

 

英霊という概念はおもしろいです。伝説や伝承がどう伝わったのかというのも加味されている。

シバの女王の宝具が英語なのはちょっとよくわからない。ヘブライ語で良かったでしょう。

 

FGOシバの女王は可愛い

 

話題があっちこっちいきましたが、「【FGO】ミドラーシュのキャスターについて歴史から見てみる」を終了します。

 

原典がそもそも記述少ないので、盛ろうと思えばいくらでも盛れるサーヴァントですね。

伝わる間に尾ひれがついて伝承が追加されていくという、一風変わった人物です。

新約聖書でも良く描かれているので、聖人勢が彼女を敬うのも当然かな。

 

ミドキャスさんうちにはいませんが、いつか来ると良いなあ。声が可愛くてね、あの伸ばすのが。

では、錆でした。